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日本の民俗信仰知るための30章

「日本の民俗信仰知るための30章」 八木 透 淡交社

日本の民俗信仰知るための30章
 この本は、浄土宗総本山知恩院が発刊している雑誌「知恩」に連載された内容を元にして書かれています。季節毎に、各地で行われている宗教的な背景を持つ行事をとりあげています。
 東大寺二月堂で行われる修二会について詳しく説明している章がありました。関西ではお水取りが終わらないと春が来ないなどと言われますが、お水取りの由来や近隣の地域の協力について書かれています。
 二月に行われるのが修二会、一月に行われるのが修正会というそうで、年の始めに罪や汚れを祓う行事のことです。私の生まれた村ではオコナイとして一月に行われる行事がありますが、これは修正会であったことが分かりました。
 六月の終わりに各地の神社で、「茅の輪くぐり」が行われます。これは、蘇民将来伝説に関係していることも分かりました。牛頭天皇を熱くもてなした蘇民将来は、そのお礼に茅の輪に「蘇民将来子孫」と書かれた護符を頂いたそうです。この護符を持っていると、あらゆる災厄から逃れられるという信仰が日本にも伝わったようです。
 二ユースで各地の民俗行事が伝えられることがありますが、その行事の由来が分かる本でした。

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